補助金に採択されやすい事業・業種は存在するのか?
- 補助金に採択されやすい事業ってあるんでしょうか?
- 補助金に採択されるのに事業の種類は関係するの?
- うちの事業は採択されやすいの?にくいの?
こんな疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。
もくじ
正直採択されやすい事業は存在すると思います。
それはなぜかと言うと
まず、事業再構築補助金の場合、事務局発表資料「事業再構築~虎の巻~」の中で
「有望な事業」とわざわざ表記してあります。
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/toranomaki.php (詳細はこちらから)
また、補助金と言うモノの成り立ちや役割を考えると自ずと正解が見つかると思います。
補助金は、国や自治体が、こんな国になって欲しいと言う政策を金銭的に後押しするものですから、そのためには今後こんな事業を進めてほしい、こんな業界に発展してほしい。
と言うテーマが明らかに存在します。
特に最近用意されたグリーン成長枠とか、デジタル化推進枠など、明らかにテーマを絞って募集しています。
その場合特にそれに沿った事業が採択されやすくなるのは明らかです。
じゃあそれ以外の事業は全く無理なのかと言うと、そんなことはありませんが、
普通にやりたいことを書いた事業計画書では採択まで至ることは正直難しいと思います。
補助金に採択されやすい事業とは、政府が定めた目的に合致し、社会・経済・環境などに貢献するもので、かつ、地域経済の活性化や雇用の創出、新たな技術や産業の創出などに寄与するものが挙げられます。また、地域にとって重要な事業や、小規模ながらも独自性の高い事業なども補助金の対象になりやすいでしょう。
補助金に採択されやすい事業には、次のようなものがあります。
具体的な業種については、補助金が提供される地域や政策方針によって異なりますが、以下の業種が補助金の対象となることがあります。
- 地域資源や産業資源の活用を目的とした観光関連事業
- 再生可能エネルギーなどの環境に優しい事業
- 地域に根ざした新しいビジネスモデルの構築
- 学生や若者の起業支援などの教育関連事業
- 女性の起業支援など、特定のグループの支援を目的とした事業
2023年の現在では、以上のような事業が有望ですが、今後も世界的潮流や、それを受けた政府の政策次第で
変化していくものと思われます。
結論
有望な事業であるから「それをやる」「それじゃなきゃダメ」という事ではなく、有望とされている事業の要素、例えば市場アプローチ、マーケティング方法等々、自社の考えている新規事業に何か足せる要素は無いのか?応用できる考え方は無いのか等を参考にされてみてはいかがでしょうか。